杉原つやの

本と散歩とアートとか。

五里霧中

これからのこととか、神様のこととか、いろんなことを考えると絶望的なきもちになり、行きつく先は「生きていて申し訳ありません」という想いだ。かといって消える勇気もない私はこれからどうしてゆけばよいのか。できるだけ、せめて、できるだけ今世で蒔いた種はできるだけ刈り取っておき、できるだけ来世へ宿題を残さないようにしたい。

不遜は承知だが、訃報欄に載る年配者がうらやましい。私も早く今世のおつとめを終えたい。くるしくなると、そんなことを思ってしまう。数年前の地獄を思えば、元気で働けるからだがあり、大切なともだちがいて、夜も眠れるし食欲もあるなんて夢のようなのに。でもクリアすればまた別の壁がやって来、永遠に終わりがないような気がしてしまう。

でもそれも、抜け出せるのは自分しかなく、あるところでえいやっとテコ入れしなければならないのだろう。先を読めというけれど、目先でせいいっぱいだ。神様、わたしは希望というものがほしいです。